村上春樹の著書の
「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」では、
ブナハーブンの事を、この様に表現している。
以下引用
淡い闇の光の隙間を細く繊細な、
指先でたどるピーター・セルギンの、
「コルトベルク変奏曲」を聴きたくなるような、
穏やかな宵には、かすかなブーケの香が漂う、
ブナハーブンあたりを、
ひとり静かに傾けたいところである。
と、かなり想いのこもった解説をされている、
ブナハーブンを飲んでみました。
以外にもアイラのモルトとは思えないほど、
ピーティな味わいではなく、
その繊細な味わいはロックで飲むとアロマが飛び、
ティストも良く分からなくなるほどです。
トワイスアップやストレートで飲むと、
やはりフレッシュな花の様な香が印象的です。
ボディ自体に厚みはないんですが、
なんとも言えない複雑で奥行きのあるテイストが、
口の中で広がります。
ちょっと今まで経験した事のない風合いがあります。
「コルトベルク変奏曲」を訊きたくはなりませんでしたが、
ミュージックステーションの録画を見ながら、
美しく沈んでいく夕日を見ながら美味しく頂きました。
バカラ グラス名入れとは!
0 件のコメント:
コメントを投稿