口コミで世界的なブランドとなった、
メーカズマークです。
サミュエルズ家に代々伝わるバーボンに飽き足らず、
自らバーボンの製法を焼き捨て、
世界に通用するバーボンを目指し、全く新しいバーボンにチャレンジした、
ビル・サミュエル・シニアがメーカーズマークを生み出したのです。
彼が最初に手を付けたのが、
伝統的なバーボンが使っているライ麦に変わる原料を探す事でした。
彼は何種類かのグレーン(穀物)を試すためにまずパンを大量に焼きました。
その味覚の違いで冬小麦に目を付けました。
そして次に探したのが蒸留所。
彼が探し続けたのは「鉄分を含まない天然水」でした。
探し続け、たどり着いたその場所は、
ハッピーハロー(スターヒルファーム)にウィスキー造りには最適と言われる、
ライムストーン・ウォーター「鉄分を含まない天然水」、
ビルが求めるバーボンに適した水が、
廃屋同然の小さな蒸留所で見つかりました。
そして彼は今迄、頑に拒んできた、
サミュエルズ家の伝統をたった1つ残しました。
それは、
「最高の材料を使って人の手で作れる少量生産を守る」、
ということでした。
そしてもう一人このメーカズマークを成功に導いた人がいます。
サミュエルズ・シニアの妻マーシーの存在です。
彼女は夫のこだわりを、
世界中の人が見て分かる様に独特なデザインを提案します。
それがコニャックのボトルをヒントにした赤い封蝋と、
メーカーズマーク「製造者の印」という、
夫のバーボンの自信と誇りを表現したブランド名です。
メーカズマークは小さな蒸留所である事を逆手に取った、
手作りバーボンと、妻マーシーの独特のデザインとネーミングで、
小さな蒸留所には不可能と思えたマーケットの開拓を、
ほとんど口コミで広げた奇跡のバーボンメーカなのです。
バカラ グラス名入れとは!
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