プルデザインの店長ブログ: 12月 2011  

2011年12月20日火曜日

シングルモルト 山崎12年


皆さんご存知の山崎です。
山崎に関しては今更ぐだぐだ書く事もないくらい、
いま、もっとも売れているジャパニーズウィスキーです。

僕も最初にシングルモルトを飲んだのは山崎でした。
山崎を最初に飲んだ時の衝撃は忘れられません。

山崎蒸留所は誕生から90年近く経ち、
とっても良い時期を迎えています。

僕の感じる山崎はリッチでフルーティで、
樽熟香がしっかり乗っていて、とっても飲みやすいんだけど、
軽いと言うか、肩の力が抜けていると言うか、
華やかと言うか、他のモルトには無い、
ジャパニーズウィスキーらしいまろやかさがあります。

ISC(International Sprits Challenge)でも
山崎12年だけで2003年と2010年に金賞を受賞しています。
山崎蒸留所は京都郊外にあり、
近くには日本の名水百選にも選ばれた、
「離宮の水」がある良質な水に恵まれた場所なんです。

ウィスキー造りはやっぱり水が命ですからね。
ウィスキーはいつも味が変わらないと思っている人が、
多いんですけどウィスキーもワインとか、
日本酒の様に味が変わります。
味が変わるからブレンデッドウィスキーと言う概念が生まれ。
品質を一定に保つブレンダーなる物が生まれた訳です。

だからシングルモルトは当然味が変わります。

シングルモルトは味が変わるから面白くてISCで毎年審査をし、
その年によって金賞が取れたり取れなかったりする訳です。
でも、2003年ものの山崎は最高だねって言う人を僕は知りません。
日本のウィスキーもブッカーズの様に樽の年月日が、
分かると良いなって思います。

しかし僕もシングルモルトでそこまでテーステイングできる、
確信はないんですが…

そして、この山崎のCMもとっても素敵です。
恋しちゃいそうです^^

バカラ グラス名入れとは!

2011年12月17日土曜日

バカラ アルルカン


アルルカンは道化師の意味を持つバカラの人気シリーズです。

シンプルだけれど印象的に施されたカットは、
独特の煌きを放ちクリスタルグラスの美しさを一層引き立てます。
永遠の時を刻むかの様なクラシックなデザインは、バカラの真骨頂です。

グラスに書かれている文字は「似和為貴」という、
聖徳太子が17条の憲法に残した、
日本人の精神的な支柱とも言われる言葉です。

このグラスをガラスエッチングする時は、いつも悩みます。

グラスにガラスエッチングする時には、
口元にあまり近づけないのが基本です。

バカラのグラスにも模様が入っている物が結構ありますが、
口元があたる部分は開けています。

サイド面に入れるのはこのグラス場合漢字が奇麗な気もしていますが、

一度、英文にチャレンジするのも面白いかなと思っています。

バカラ グラス名入れとは!

2011年12月13日火曜日

アイリッシュ ウィスキー ジェムソン12年


創業年1780年をボトルに刻印した自信作!
アイルランドのミルドン蒸留所のウィスキーです。

ジェムソンは単式蒸留器を用い、
アイリッシュの伝統的製法でジェムソンを造っています。
ピートを炊かずに蒸留回数をスコッチの2回に対し、
3回大麦以外の穀物を幾つか加え、
原料を3回単式蒸留器で蒸留します。
3回蒸留と言うのは手間がかかりますが、
とってもスッキリした味わいになるのが特徴です。

その後オロロソ・シェリーで12年の熟成をさせます。
最初の印象はフルーティで果実の甘みが先にきます。
アイリッシュウィスキーはやはりフルーティで華やかです。

最近、ウィスキーのおつまみは、
無印良品の乾燥昆布にはまっています。
これがまた適度な塩気でウィスキーには抜群に合います。
ウィスキーはタフな飲み物の様な気がしますが、
実は非常に繊細で食中酒のように、
食べながら飲んだりすると味が分からなくなります。

僕は基本的にあんぱん+牛乳理論で、
ウィスキーの香や味を味わいたいなら、
ごくごく控えめなおつまみが良い様な気がします。

アイリッシュの風を感じながら、
庭で夕暮れ時に飲むウィスキーも格別です。

バカラ グラス名入れとは!

2011年12月11日日曜日

バカラ タリランド


タリランドは1937年に作られたシリーズで、
6つの面のフラットカットと、
口元に向けて広がるフォルムが印象的なグラスです。

その名はフランスの名高い外交官タレーランに由来するもので、
バカラを代表するオールドファッショングラスです。

タリランドは容量が以外に小さく、
220ccなのでストレートで飲む方に向いています。

正に「天上天下唯我独尊」と言わんばかりの、
とても威圧的なデザインです。

口元に向けて広がっているフォルムは、
ウィスキーそれぞれのフレーバーを楽しむにはうってつけです。
トワイスアップという飲み方にももちろん良いと思います。

トワイスアップは、
ブレンダーが必ずやる飲み方で、
ウィスキーと同量の常温の水を加えます。

眠っていたフレーバーが香り立ちます。

バカラ グラス名入れとは!

2011年12月9日金曜日

スコッチウィスキー オールドパー12年


岩倉具視が持ち帰ったと言う日本での、
ウィスキーの原点オールドパーです。

オールド・パーは普遍のクラシック・スコッチと呼ばれるほど、
スコッチを代表するスコッチです。
しかしその蒸留所はスコットランド北東部、
スペイ川のほとりにある、
小さな蒸留所クラガンモアで作られています。

そしてビックリするのが、
オールドパーの原酒は19世紀後半の創業以来、
この地においてわずか数名の職人の手によって、
造ら続けていると言う事です。

水晶のように清らかな小川の水、芳香豊かなピー卜(泥炭)、
この自然の条件がスコッチ中のスコッチ、オールドパーを生み。
今なお世界中のスコッチフアンに愛され続けています。

今でも12名の職人がオールド・パーを支えています。
彼らは代々受け継がれてきた素材や手法を、
継承し神秘のモルトを作り出します。
そしてスコッチを世界的に広めたブレンディングの技が、
オールド・パーの伝説を支えています。
神にその才能を与えられたブレンダーだけが、
40種類を超える原酒をブレンドし、
オールド・パーを独特な味わいに仕上げていきます。

と、堅苦しい事ばかり書いてしまいましたが、
とっても親しみ易く、スコッチって、基本こうゆう物だよねって、
素直な気持ちで飲むと、また美味しさも格別です。

オールドパーのテーストはフレーバーもさることながら、
ピーティさあり。フルーティさあり。
これはスコッチの歴史を旅しているといっても過言ではないです。

バカラ グラス名入れとは!

2011年12月4日日曜日

バカラ パーフェクション


バカラ パーフエクションその名の通り、
バカラの中で最もシンプルなデザインです。
クリスタルの美しさを究極まで追求したデザイン、
それがパーフェクションだと思います。

しかしクリスタルの持つ心地の良い重さと、
氷を入れた時の澄み切った音色はバカラの証とも言えます。

パーフェクションには実はアルファの様な、
口が広がったタイプもありますが、
アルファとデザインが似ていて差別化が難しいので、
バカラネットではあえてよりシンプルな物を、
扱っていますが、
ご要望があれば取り寄せる事もできます。

バカラ グラス名入れとは!

2011年12月3日土曜日

ニッカウィスキー宮城峡 12年


竹鶴の世界的な評価を支えているのは、
余市とこの宮城峡です。

余市が潮風をフレーバーにしたモルトなら、

宮城峡は森をフレーバーにしたモルトです。

この対照的な二つのモルトが合わさってあの竹鶴が、
出来上がっていると思うと、
なるほどと、思わず深く頷いてしまいます。

宮城峡もディスティラーに評価が高く、
ここ数年毎年評価が上がり、
あのサントリーの白州さえとれていない、
12年物が2010年にISCで金賞を受賞しました。
宮城峡はよく白州と比較されますが、
華やかで洋風の柑橘系のフルーティさの白州と、
日本的な梨とか林檎を感じさせる和風の宮城峡、
そんな対比が飲み比べてみるととてもユニークです。

宮城峡蒸留所は宮城の森の中にあります。
新川川をマザーウォーターとして、
深い森の中でゆっくりと育ってきたシングルモルトです。

蒸留所建設が1969年なのでちょうど40年を超えて、
確かな実力を発揮してきたと言えると思います。
宮城峡蒸留所建設が決まったいきさつは、
竹鶴正孝が新川川の水で「ブラックニッカ」の、
水割りを飲んで即座に、
蒸留所建設の決断をしたと言われています。
蒸留器の方向性も、
余市の石炭による直火炊き蒸留ではなく、
間接蒸留を行なっている事で、
より柔らかく、華やかな、宮城峡ならではのモルトを、
生み出しているのだと思います。

海のそばの蒸留所と森の中の蒸留所、
これは本当に出来上がるモルトの性格が変わります。

深い森の中で長い眠りの中で育まれながら育った、
シングルモルトはみんなどこか華やかな趣を持っています。

バカラ グラス名入れとは!

2011年12月2日金曜日

バカラ ナンシー


ナンシーの名前は、
フランスのロレーヌ地方の都市の名から来ています。
アールヌーボーのデザインは、
フランスのほとんどの建築に影響を与えていますが、
アールヌーボーを完成させた場所が、
ナンシーと言っても過言ではありません。

ナンシーは女性が持つと、
その優雅さがとてもバランスよく映えます。

バカラのグラスを男性、女性で別けると、
ナンシーはその名前の響きと同様に、
女性という感じを持つのは僕だけでしょうか。

このロックグラスにどんなウィスキーが注がれるのか、
想像しているとワクワクしてきます。

バカラ グラス名入れとは!